2008年5月号

バイオテクノロジーの幻想と挑戦

科学の収益化はなぜ難しいか

ゲイリー・P・ピサノ :ハーバード・ビジネススクール 教授

ゲイリー・P・ピサノ

ハーバード・ビジネススクール 教授

バイオテクノロジーは期待されたほどの成果を上げていない。その理由は、この業界の構造がシリコンバレーの模倣であるためだ。科学の探究をビジネスとするバイオテクノロジーは、ソフトウエアやコンピュータのビジネスとは時間軸がまったく違い、モジュール化できない広範な技術のすり合わせが必要で、リスクの管理がきわめて難しいためだ。科学を事業化するには、こうした特徴に対処できる新しい組織や社会的な制度が必要とされる。それは新薬開発や医療のみならず、公的資金を使った科学研究においても、他の先端領域の基礎研究をする業界においても同じである。本稿では、このような取り組みのフレームワークを示し、求められる新たな組織形態、制度、規則について提案する。

ゲイリー・P・ピサノハーバード・ビジネススクール 教授

PDF論文:16ページ[約1,316KB]
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