2008年5月号
予測の技術
「不確実性の円錐」にマッピングする
予測は、予言や占いの類ではなく、また予想でもない。予測とは、あらゆる可能性の正体をつかむことであり、そこにはしかるべき論理が必ず存在しなければならない。当代きってのフォアキャスターの一人、ポール・L・サフォーが「不確実性の円錐」というマッピング手法に基づいて、具体的な例を交えながら、予測における六つのルールを紹介する。彼によれば、ドットコム・バブルの騒動や〈セカンドライフ〉の爆発的人気は想定の範囲内の出来事であり、またお掃除ロボット〈ルンバ〉はミニ・ロボット・ブームの兆候であるという。常識に基づいて、システマティックかつ体系的に考えることが予測であり、その結果、チャンスとリスクを特定できる。
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