2012年8月号

リバース・イノベーション 実現への道

グローカリゼーションとは明らかに異なる

ビジャイ・ゴビンダラジャン :ダートマス大学 タックスクール・オブ・ビジネス 特別教授

ビジャイ・ゴビンダラジャン

ダートマス大学 タックスクール・オブ・ビジネス 特別教授

ダートマス大学タックスクール・オブ・ビジネスのコックス記念講座特別教授である。The Three-Box Solution, Harvard Business Review Press, 2016.(未訳)、Reverse Innovation, Harvard Business Review Press, 2012.(邦訳『リバース・イノベーション』ダイヤモンド社、2012年)など、多数の著書および共著がある。

近年話題の「リバース・イノベーション」は、単に新興国市場向けに設計された製品を取り上げ、それを先進国で売ることに留まらない。むしろ、企業そのものを変革するものである。それゆえ、実行に当たっては、内部からの軋轢も多い。

世界的オーディオ・メーカー、ハーマンは、大胆かつ慎重に事を進めた成功事例である。新興国市場を熟知した現地リーダーに大きな権限を与える一方、その先進的な試みを全社でサポートできるようトップは細心の注意を払っている。

そうしたマネジメントの妙があったからこそ、ハイエンド顧客への対応に匹敵する情熱を持って、インド、中国、東南アジアをはじめとするローエンドへの道を切り開くことが可能となった。

リバース・イノベーションには、従来のグローカリゼーションとまったく異なる発想とマネジメントが必要である。

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