現場改善ツールとして
IoT導入を支援

-R&D支援は、他社ではあまり見られないコンサルティング領域です。その内容は。

鈴木 「R&D」領域では、企業の成長に必要な新技術の創出や開発プロセスの効率化、研究組織の活性化などに取り組んでいます。たとえば、自社のR&D部門が持つ技術が、他社と比較したときに競争力を持っているのか、あるいは新技術・製品への展開が可能かどうかを判断することは、当事者にはなかなか難しいケースが多い。そこで部門のトップや研究者と話し合いながら、まだ世に出ていない新技術・製品のアイデアを整理していくのです。

 こうしたR&D支援が可能な理由は、やはり、R&Dに特化したコンサルタントが長年にわたり経験と実績を積み重ねてきた部分が大きいでしょう。R&D支援は成果が出るまでに時間のかかる仕事ですが、一度信頼を勝ち得ると、クライアントとの関係も長期にわたることが多いですね。

-ものづくり現場では、「IoT(Internet of Things)」がキーワードとなっています。どのような取り組みを行っていますか。

鈴木 センサーやタブレットなどのデバイスを有効活用して「製造現場の課題解決」につなげる、シミュレーションツールを活用し「サプライチェーンや工場全体の最適化」を図る、自社の技術を生かして事業領域を拡大する「価値創造」という3つの階層に分けて、IoT活用の支援を行っています。

 一方、IoTを戦略概念だけでなく現場改善ツールとして導入支援することもあります。大企業でなくとも手軽にIoTを活用できるツールとして、市販のデバイスやオープンソースを活用したDIY型ツール「現場IoT 7つ道具」を開発。

 現在、「IOL(Location)」「IOO(Operation)」「IOS(Situation)」の3つを用意しており、順次リリースしています。現場と向き合うJMACならではの取り組みです。

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現場IoT 7つ道具
「現場IoT 7つ道具」とは、現場のさまざまなものをインターネットにつなげ、現場の状態を常時見える化し、分析するためのツール。2016年10月現在、3つの道具が用意されており、今後、順次公開される。

-政府が推進する「働き方改革」についても、積極的にサービス展開しています。

鈴木 JMAグループとも連携しながら、産業界に対し働き方そのものを変えていく支援を行っています。具体的には、ものづくり現場で培った手法を活用して、実態の把握しづらいオフィス業務を見える化し、仕事の仕方や働き方を改善することで業務時間の短縮や時間有効活用のためのタイムマネジメントを推進しています。書籍の発行などを通じて、恒常的な情報提供も行っています。

-今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

鈴木 フラットで自由闊達な風土と考え方、手を挙げれば自分のやりたいことにチャレンジできるのがJMACの大きな魅力です。コンサルタントは社長を含めて同じプロの仲間であり、ライバルではありません。互いに切磋琢磨して、同じ目標に向かって進んでいます。

 日本の技術力、日本製品の品質はいまなお世界中から注目が集まるところです。グローバル競争が加速し、国内においては少子高齢化が進展するなかで、生き残りをかけた企業の改革を支援し、ひいては日本の産業界に貢献したいと考える人は、ぜひ一緒に闘いましょう。

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