2012年9月号

IDEO流医療サービスのイノベーション

現場に改善のヒントあり

ルー・マクレアリー :『ハーバード・ビジネス・レビュー』コントリビューティング・エディター

ルー・マクレアリー

『ハーバード・ビジネス・レビュー』コントリビューティング・エディター

カイザー・パーマネンテ(KP)はアメリカのHMO(健康維持機構)最大の医療保険グループで、860万人の会員を有し、傘下には多くの病院がある。 同社は、2003年から「人間中心のデザイン」を理念に掲げるデザイン会社IDEOと組んで医療サービスの改善に努めてきた。そのやり方は、イノベーション・コンサルタンシーと呼ばれるチームが、まずKP全体の医療現場をつぶさに観察し、さまざまな問題点をあぶり出す。そしてそこから選ばれたプロジェクトについて改善を提案する。 これまでに、看護師のシフト交代時の時間のロスや情報の漏れをなくすプロジェクト、投薬ミスを防ぐためのプロセス改善のプロジェクト、医療の手順をより円滑化するプロジェクトに取り組んできており、いずれも医療サービスの質の改善のみならず、コスト面でも大きな成果を上げている。 これらのイノベーションの究極の目標は、得られた成果をKP内だけでなく、多くの医療現場に移転し、医療をより大衆のものにすることである。

ルー・マクレアリー『ハーバード・ビジネス・レビュー』コントリビューティング・エディター

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