2008年10月号
活力管理法
パフォーマンスの崩壊を防ぐ
社員の大半が、過重労働と目標達成へのプレッシャーで疲弊している。優れた能力やスキルの持ち主の場合、なおさらである。彼ら彼女らの生産性を高水準で維持しながら、その能力を向上させ、かつ身体的、精神的健康を損なわないように配慮するのは容易ではない。そのためには、「活力」を日常的に再活性化させる習慣を植えつけるプログラムを組織的に導入することが効果的である。ただし、活力は移ろいやすいものであり、ぞんざいに扱えば、業績が著しく下がったり、離職につながったりしかねない。「肉体」「感情」「知性」「精神」という四つの活力の源泉を、それぞれ適切な「儀式」によって再活性化することで、組織全体の活力の総量を戦略的に高められる。アーンスト・アンド・ヤング、ワコビア銀行、ソニー・ヨーロッパなどの事例から、活力管理のポイントを探る。
PDF論文:12ページ[約1,005KB]
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