2012年9月号

リーダーとマネジャーの大いなる相違

昇進したら身につけるマインドセット

マイケル D. ワトキンス :ジェネシス・アドバイザーズ 共同創業者

マイケル D. ワトキンス

ジェネシス・アドバイザーズ 共同創業者

一部門の管理職から事業全体を率いるリーダーへと初めて昇進した時、優秀な人材であっても、思うように成果が出せないことが多い。過去の成功を支えたスキルやノウハウだけでは対応し切れず、もっと幅広く全体を見通し、戦略的な視点が必要になるからである。 新しい役割へとうまく移行する際には、スキルやマインドセットの面で「7つの変化」を遂げなくてはならない。それは、(1)スペシャリストからゼネラリストへ、(2)分析者から統合者へ、(3)戦術家から戦略家へ、(4)レンガ職人から設計者へ、(5)問題解決者から課題設定者へ、(6)兵士から外交官へ、(7)脇役から主役への変化である。そのためには、個人の資質や努力、経験からの学習、他者の支援を活用することなどが求められる。 会社側も、事前に部門横断的プロジェクトや国際的な任務を幅広く経験させる、適切な研修に参加させるなど計画的なリーダー育成を行うほか、評価基準など制度面でも支援することができる。

マイケル D. ワトキンスジェネシス・アドバイザーズ 共同創業者

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