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■ビジネス・コモンズ

 ビジネス・コモンズのNACスコアからは、各国がIIoTの成長に向けて技術的/制度的基盤をどの程度確立できているかがわかります。今回の分析では、北欧3カ国が高いスコアを実現しており、全体的に見て、新興国は改善の余地があります。米国は総合NACスコアでトップに立っていますが、人的資源やブロードバンド・インフラの面で他の先進国に遅れを取っています。たとえば、北欧3カ国の平均インターネット速度は、米国の4倍に達しています。

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■テイクオフ・ファクター(発展に必要な要素)

 テイクオフ・ファクターのNACスコアからは、各国のテクノロジー評価能力と、新たなテクノロジーの導入/普及能力がわかります。これは、供給側と需要側の2つの要因をもとに導き出されるスコアです。全般として、供給要因と需要要因の間に大きな差は見られませんが、ノルウェーと韓国では大きな違いが明らかになりました。ノルウェーは需要側のスコアが大きく伸びているものの、STEMスキルが低く、R&Dへの投資が足りないため、供給側のスコアが低くなっています。韓国(ハイテク企業やスマートシティへの投資で知られる)では、技能労働者が多く、R&Dへの投資も十分であることから供給側のスコアが高いものの、需要側では一人当たりGDPが低いなど、改善の余地が見受けられます。