クリエイター、玉寿司のロゴをつくってみた

小杉:まずロゴマークですが、こちらは玉寿司の伝統を継承する存在として扱わなければいけないのですが、前回の最後に「“す”が4つで寿司なんですよ」という、自信満々にというよりは小ネタのように中野里社長が話していた印象が私にはあったんですね。

 でも、本当のロゴマークは企業の思想が込められている、もっと堂々と語ってもらえるロゴマークにすべきだと思いました。そこで今回はあえて振り切った提案をさせてもらうのですが、数ある寿司屋のなかでも玉寿司らしさといえばやっぱり手巻きだと思いました。玉寿司の価値を凝縮したものが手巻きだと考えて、社員の方がこのロゴマークをお客様に説明する時にも、「世の中に幸せを与えてきた玉寿司のコアには手巻きだった」と言えるようなマークにデザインしたいと考えました。

 で、仮のアイデアなのですが、このロゴーマクを手巻きだと捉え直すと、どんどん展開できると考えたんですね。マグロだったら赤くしてみようとか、海苔の部分を黒くしてみると、ちょっとモダンに見えますよね。玉寿司が手巻きを誇りに思っていることを思想としてロゴマークに入れることが大事じゃないかなと思っています。

小杉:で、ここからが応用なのですが、ロゴマークだけではお客様には伝えづらいので、メニューのアイコンもこの考え方の元で整理したらどうなるかということで、デザインの完成度はまだ高くないのですが仮のメニューデザインを作ってみました。

 前回見せて頂いたメニューは、全体的に少し統一感がないなぁと感じていました。メニュー1つ1つを目立たせるのも大事なのですが、それぞれのカテゴリにアイコンというかサインをつけることで、結果的に一番目立つ手巻きが、玉寿司として自信がある商品なんだなとお客様にも伝わると思います。

 寿司屋ですから、寿司が美味しいのは当たり前で、それ以外の差別化として手巻き寿司で勝負するぞということでブランドを守る、地盤を固めるという使い方も出来るのではないかな、というのがロゴマークに関するご提案です。