2009年12月号

大企業の使命

【1962年マッキンゼー賞受賞論文】企業と経営者は「社会機関」である

ピーター F. ドラッカー :元 クレアモント大学院大学 教授

ピーター F. ドラッカー

元 クレアモント大学院大学 教授

本稿が発表されたのは1962年だが、その前年である61年、アメリカ産業界ではおよそ賢明とは言いがたい行動が散見された。そこでドラッカーは、大企業とその経営を預かる経営者は、もはや一組織の利益だけを追求する「経済機関」ではなく、社会と国民に貢献する「社会機関」であるとあらためて主張し、アメリカ社会が大企業とその経営者たちに期待する使命と役割、そして国民の多くが疑問視している問題について解説する。

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