2015年1月号

欺瞞だらけの自社株買い

【ガバナンス】3つの大義名分で覆い隠された真実

ウィリアム・ラゾニック :マサチューセッツ大学 ローウェル校 教授

ウィリアム・ラゾニック

マサチューセッツ大学 ローウェル校 教授

長らく続いた不況を脱し、株式市場は活発化しているように見える。しかし残念ながら、企業の高収益が経済の繁栄にはつながっておらず、多くの国民がその恩恵を受けていないのが現状だ。なぜなら、株価上昇の背景には大量の「自社株買い」があるからだ。本来、長期的な成長のための投資に振り向けられるはずであった資金が、自社株の買い戻しに充てられているのである。企業は3つの大義名分を掲げてこれを正当化するが、そこには嘘があると筆者は語る。経済活動を健全化し、公正な所得配分と安定雇用を実現するためにすべきことは何か。

ウィリアム・ラゾニックマサチューセッツ大学 ローウェル校 教授

PDF論文:15ページ[約1,527KB]
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