2010年3月号

東洋的思考のすすめ

【一九七八年マッキンゼー賞受賞論文】欧米流マネジメント行動の罠

リチャード・ターナー・パスカル :元 スタンフォード大学経営大学院 教授

リチャード・ターナー・パスカル

元 スタンフォード大学経営大学院 教授

日本企業の組織行動は、筆者の調査によると、あいまいさを尊重する、時には婉曲に時には単刀直入に指摘する、表と裏を使い分ける、試行錯誤しながら漸進的に取り組むことなどにあるという。アメリカ企業では、白黒をはっきりつける二元論的な傾向が一般的だが、日本企業は、部分と全体の関係性を大切にし、ホリスティックに考える。ほとんどの科学分野が、脱二元論・非線形の境地に達しているが、経営学はいまだ線形な論理合理主義が主流になっている。二〇世紀に体系化されたマネジメントの知に限界が訪れている現在、日本企業の経営慣行を再考することで、その再発明につながるかもしれない。

リチャード・ターナー・パスカル元 スタンフォード大学経営大学院 教授

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