2010年3月号

デリバティブを知ることが金融危機の再発を防ぐ

ノーベル経済学賞受賞者は訴える

ロバート・C・マートン :ハーバード・ビジネススクール 教授

ロバート・C・マートン

ハーバード・ビジネススクール 教授

今回の世界金融危機の元凶は、デリバティブではないのか──。デリバティブは、金融に無知な素人はもとより、金融機関の経営陣や取締役会にとっても「ブラック・ボックス」である。このように仕組みがよくわからないせいで、先のように「デリバティブ犯人説」がまことしやかに語られる。しかし、金融工学の世界的権威であり、一九九七年のノーベル経済学賞受賞者、ロバート・C・マートンによれば、まったくの見当違いであるという。むしろ、デリバティブの本質を正しく理解することこそ、安全な金融システムを実現するうえで最低限の必要条件であると訴える。

ロバート・C・マートンハーバード・ビジネススクール 教授

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