2014年2月号
グローバル・エリートへの道
知識とスキルを身につけるだけではない
「グローバル・エリート」とは、たとえば日産自動車CEOのカルロス・ゴーン氏のように、幅広い国際経験を持ち、語学にも堪能で世界的な人脈を活用できる人物だ。彼らは、自社にグローバルな視点を持たせることで価値を創出する能力があり、ビジネスの国際化に伴って、いずれの企業でも必要な人材となっている。こうしたグローバル・エリートは、手の届かない存在と考えがちだが、文化的に多様な組織やグループと関わり、理解する努力をいとわないビジネスパーソンなら、その仲間入りができる可能性も十分にある。筆者たちはそのために必要なことは、まず「思考」と「行動」の双方を通じて、必要な知識、スキル、視点を獲得することだと言う。能力が身についたら、会社と自分自身のために価値を創造し、さらにはグローバルな市民としての責任を果たすべきだと論じる。
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