2013年11月号

ケイパビリティこそ競争優位の源泉である

戦略の賞味期限が短くなった時代

佐藤 克宏 :マッキンゼー・アンド・カンパニー プリンシパル

佐藤 克宏

マッキンゼー・アンド・カンパニー プリンシパル

 企業を取り巻く事業環境は、これまでになく速く、かつ大胆に変化するようになってきている。企業にとって「戦略の賞味期限」は短くなり、今日まで成功を収めていた戦略でさえも、明日には大きくつくり変えなければならないという事態が発生するようになった。  このようなかつてない変化のなかでは、戦略それ自体も重要であるが、事業環境の変化に合わせて機敏かつ柔軟に戦略をつくり変え、その戦略を確実に実行し業績向上を実現していくケイパビリティ(組織能力)こそが重要となった。  ケイパビリティとは、競合他社に対する圧倒的な差別化による持続可能な競争優位性を実現するために、企業それぞれが分野を特定して組織として構築に取り組んでいくスキルである。  本稿では、ケイパビリティで競争優位を獲得している企業の事例とともに、ケイパビリティ構築のための4つのステップを紹介する。戦略策定が競争優位となった時代から、ケイパビリティこそが競争優位となる時代へと変わりつつある。

佐藤 克宏マッキンゼー・アンド・カンパニー プリンシパル

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