2013年10月号

消費者はデータから見えない

社会の大きな変化に目を向けよ

高岡 浩三 :ネスレ日本 代表取締役社長兼CEO

高岡 浩三

ネスレ日本 代表取締役社長兼CEO

 成熟市場における消費者の嗜好は、かつてないほど多様化している。消費者のニーズは一人ひとりすべて異なると考えられ、いち早く察知することに企業は躍起になっている。  くわえて、ビッグデータなど情報収集ツールの進化によって、個人の消費活動が詳細かつ正確に捕捉できるようになったことも、その傾向に拍車をかけている。  しかし、本当にそれで消費者の心を射止めることができるのか。消費者は自分自身の本心を把握しているとは限らない。気づいていないことは、いくら聞かれても答えられないのである。マーケティング・リサーチの結果をうのみにすることは危険である。  本稿では、むしろ人間の本質を見極めたうえで、社会の環境変化からニーズの変化を探り当てることが大切であり、それこそが本来のマーケティングであると説く。

高岡 浩三ネスレ日本 代表取締役社長兼CEO

PDF論文:9ページ[約1,361KB]
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