2011年4月号

「外部性」を内部化する時代

21世紀の経営に求められること

クリストファー・マイヤー

クリストファー・マイヤー

モニター・タレント 創業者

ジュリア・カービー

ジュリア・カービー

『ハーバード・ビジネス・レビュー』エディター・アット・ラージ

経済学における「外部性」とは、ある経済主体の行動が第三者の経済主体に影響を与えることをいい、工場の排煙による環境汚染などは(「外部不経済」として)よく知られた例である。企業は長らく「外部性」を無視することで繁栄を遂げてきたともいえる。 しかしこの20年ほどで、企業のスタンスは大きく変化した。たとえば、1980年代のたばこ産業は肺がんとたばこの因果関係を認めようとしなかったが、近年トランス脂肪酸の危険性が明らかになると、法的な規制ができる前に食品・外食産業は素早く対応した。 筆者らは、企業が社会でしかるべき役割を担うためのカギは、こうした積極的・継続的な「外部性の内部化」であると考えている。 本稿では、まず外部性が大きな影響を持つようになった背景を分析した後、企業が外部性を受け入れるための枠組みや指針を紹介し、企業が社会的責任を果たすための方法を提示する。

クリストファー・マイヤーモニター・タレント 創業者

ジュリア・カービー『ハーバード・ビジネス・レビュー』エディター・アット・ラージ

PDF論文:16ページ[約2,036KB]
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