2011年5月号

新興国市場に適応する条件

戦略策定に新たな視点を

パンカジュ・ゲマワット :IESEビジネス・スクール 教授

パンカジュ・ゲマワット

IESEビジネス・スクール 教授

2008年の金融危機の余波を受けて国内需要の低迷が続くなか、大規模途上国は最も魅力的な市場である。しかし、先進国企業は現地国に適応するよう、さらなる努力が必要だ。 これまで対象としてこなかった層もターゲットとし、よりカスタマイズされた製品をより低価格で提供することである。また、もっと投資の目利きになると共に、市場の競争相手に注意を払わなくてはならない。プロセス・イノベーションと製品イノベーションの両面で、新興国の役割はさらに大きくなるだろう。 現地国の組織上の権限が高まり、企業は重要な機能をさらに国外へ移すようになる。こうした組織の新しい現実を反映して、より多様な人材のプールを構築することが求められる。そのためには、ITを活用したコミュニケーションの強化、強力なコーポレート・アイデンティティの確立が不可欠である。 また、自社のみならず、ビジネス界全体のレピュテーションを立て直すことにも目を向けなければならない。

パンカジュ・ゲマワットIESEビジネス・スクール 教授

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