2011年5月号

なぜ日本は国際舞台で脇役になったのか

当初の成功要因が後の衰退を招く

J. スチュワート・ブラック

J. スチュワート・ブラック

INSEAD 副学部長

アレン J. モリソン

アレン J. モリソン

INSEAD 教授

1995年、「フォーチュン・グローバル500」リストには141社の日本企業がランク入りし、その売上高合計は全体の35.2%を占めていた。しかしその割合は、2010年には11.2%まで低下し、ランク入りした企業数も68社に半減した。日本が失った利益の多くは新興国の取り分となっている。だが、BRICsも数年先には勢いを失い、日本と同じ運命をたどるのかもしれない。 日本企業の衰退の原因は、輸出主導による経済成長を推進した企業文化とプロセスを、グローバルなリーダーシップに必要なものへと発展させられなかったことにある。すなわち、当初の成功要因が後の衰退につながっているのだ。新興国企業が日本企業と同じ過ちを犯さないためには、ビジネスモデルを大きく変革し、保護された国内市場への依存度を縮小し、労働力の多様化にうまく対処する必要がある。また、均質化した経営陣によるリーダーシップを根本的に改革することも重要である。

J. スチュワート・ブラックINSEAD 副学部長

アレン J. モリソンINSEAD 教授

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