2011年6月号

[新訳] 環境、イノベーション、競争優位

環境規制は戦略ポジションを強化する

マイケル E. ポーター

マイケル E. ポーター

ハーバード大学 ユニバーシティ・プロフェッサー

クラース・ファン・デル・リンデ

クラース・ファン・デル・リンデ

元 ザンクトガレン大学 インターナショナル・マネジメント・リサーチ・インスティテュート 研究員

環境規制は競争力を阻害すると考えられているが、適切に設計された環境基準であれば、製品の総コストを下げたり、その価値を高めたりするイノベーションが促される。企業はそのようなイノベーションを通じて、原材料やエネルギー、労働力など、さまざまなインプット(投入物)をより生産的に活用し、その結果環境負荷を減少させるコストを相殺し、行き詰まった状況に終止符が打てるのだ。 この「資源生産性」が向上すれば、企業競争力は高まる。好例はオランダの花卉業界である。狭い土地と恵まれない気候という、生花栽培には不向きな条件でありながら、バリューチェーンの徹底的なイノベーションにより、環境に配慮したクローズド・ループ・システムを構築した。 環境と資源生産性、イノベーション、そして競争力との関係を論じた本稿は、環境保護と競争力を両立させる方策を示している。

マイケル E. ポーターハーバード大学 ユニバーシティ・プロフェッサー

クラース・ファン・デル・リンデ元 ザンクトガレン大学 インターナショナル・マネジメント・リサーチ・インスティテュート 研究員

PDF論文:21ページ[約2,030KB]
論文セレクションをご利用の方は、ログインをお願いします。

これより先は、定期購読者様のみご利用いただけます。

この号の目次を見る

しおりを挟む位置をクリックしてください。

解除の場合はをクリックしてください。

この記事は以前に読み進めています。
前回読み進めたページまで移動しますか?

移動する移動しない