2011年7月号

ニアミス:隠れた災いの種

大惨事をいかに未然に防ぐか

キャサリン H. ティンズリー

キャサリン H. ティンズリー

ジョージタウン大学 マクドナー・スクール・オブ・ビジネス 准教授

ロビン L. ディロン

ロビン L. ディロン

ジョージタウン大学 マクドナー・スクール・オブ・ビジネス 准教授

ピーター M. マドセン

ピーター M. マドセン

ブリガム・ヤング大学 マリオット・ スクール・オブ・マネジメント 助教授

危機の背後には、災厄を免れた小さな失敗、ニアミスが無数に存在している。それらに着目していれば、大損害を免れたはずだが、だれもが決まって見逃してしまう。 その理由は、「逸脱の標準化」と「結果バイアス」という認知エラーにある。ニアミスに対し慣れや安心感が生まれ、危機の兆候を秘めた過程を顧みないのだ。しかも、これは注意力や予測精度を高めればよいという問題ではなく、人の性向上、やむをえない部分がある。 とはいえ、偶然に左右されて危機へと発展する前に、潜在的な誤りに気づき、手を打っておくことは重要だ。本稿では、ニアミスを認識し是正するための方策を「プレッシャーに注意する」「逸脱からの学習」「根本的原因に迫る」「結果に対する説明責任を持つ」「最悪のシナリオの考慮」「各段階でのプロジェクト評価」「落ち度を認めた失敗者への報奨」の7項目にまとめ、それぞれ解説していく。

キャサリン H. ティンズリージョージタウン大学 マクドナー・スクール・オブ・ビジネス 准教授

ロビン L. ディロンジョージタウン大学 マクドナー・スクール・オブ・ビジネス 准教授

ピーター M. マドセンブリガム・ヤング大学 マリオット・ スクール・オブ・マネジメント 助教授

PDF論文:13ページ[約1,331KB]
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