2013年4月号

迫りくる大きな現実を見つめよ

【インタビュー】自社を取り巻くシステム全体を理解する

ピーター・センゲ :マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院・上級講師、組織学習センター長

ピーター・センゲ

マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院・上級講師、組織学習センター長

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組織学習、リーダーシップ開発、システム変革の先端的な研究を進め、組織学習協会(SoL)、アカデミー・フォー・システム・チェンジなど、理論、手法、実践方法の発展を目指す組織やネットワークの設立に尽力してきた。200万部以上を売り上げた『The Fifth Discipline(邦題:最強組織の法則)』はフィナンシャル・タイムズ紙に「最重要の経営書5冊」のうちの1冊と認められ、「学習する組織」という概念はハーバード・ビジネス・レビューに「過去75年間に登場した巨大な影響力を持つアイデアの1つ」と評価されている。また、ザ・ジャーナル・オブ・ビジネス・ストラテジーが選出する「20世紀のビジネス戦略に最も大きな影響を与えた24人」に名を連ね、シュワブ財団の2019年「ソーシャル・イノベーション・ソートリーダー」賞を受賞している。

ピーター・センゲによると、環境問題を前進させるためには、組織がみずからを、さらに大きなシステムの一部として認識しなければならない。その課題はひとえにリーダーシップにあるという。「リーダー」とは必ずしもCEOのことではない。技術や経営からプロセスや企業文化に至るまで、イノベーションを考案する人がリーダーである。すなわち、重要なのは地位ではなく、その人の持つ情熱、ネットワークを築く能力、そして組織の機微についての知識である。
ソサエティ・フォー・オーガニゼーショナル・ラーニングの創設者であり、マサチューセッツ工科大学スローン・スクール・オブ・マネジメントで教鞭を執るかたわら、『学習する組織』『持続可能な未来へ』を著したセンゲに、サプライチェーンの抜本的改革が求められる時代における企業経営の課題というテーマで話を聞いた。

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