2011年7月号

失敗に学ぶ経営

安心して失敗できる組織をつくる

エイミー C. エドモンドソン :ハーバード・ビジネス・スクール 教授

エイミー C. エドモンドソン

ハーバード・ビジネス・スクール 教授

失敗はすべて悪いという根深い考え方が、組織が失敗から学ぶことを妨げている。しかし、失敗は将来の飛躍のための知の源泉である。失敗の原因や経緯をきちんと理解すれば、責任のなすり合いを避け、失敗から学ぶための効果的な戦略を立てることができる。 組織では数限りない過ちが犯されるが、大まかに3つに分類できる。すなわち、(1)予防できる失敗、(2)複雑さに起因する失敗、(3)知的な失敗である。失敗は常に悪いとは限らない。組織においては、失敗はよくないこともあれば、避けられないこともある。また、失敗するのがよい場合さえある。 失敗から学ぶためには、組織に応じて異なる戦略が必要だが、目指すべきは、失敗を早めに発見し、徹底的に分析し、失敗を生むための実験や試行テストを設計することである。いずれにせよ、組織が最終的に成功するためには、従業員が安心して失敗を認め、報告できる組織環境が必要である。そこには強力なリーダーシップが求められる。

エイミー C. エドモンドソンハーバード・ビジネス・スクール 教授

PDF論文:13ページ[約1,298KB]
無料:論文セレクションをご利用の方は、ログインをお願いします。

これより先は、定期購読者様のみご利用いただけます。

この号の目次を見る

しおりを挟む位置をクリックしてください。

解除の場合はをクリックしてください。

この記事は以前に読み進めています。
前回読み進めたページまで移動しますか?

移動する移動しない