スコープを設定する

 調査の範囲、手法、対象者といった項目を以下のようなチャートを使って可視化することができます。このチャートを使って見てみると、従来のアプローチが非常に狭い範囲のデータしか活用していないことがわかります(図1)。

 改善や改良を目指す短期的なプロジェクトでも、領域を少し広げることで、解決の幅が大きく向上するでしょう(図2)。中期的なプロジェクトの場合は、テーマによってメリハリをつけながら、網羅的にアプローチするパターンが一般的になります(図3)。長期的で革新性の高いイノベーションを目指す場合は、極端な人を対象に、上位の関心事に焦点を当てたアプローチになるでしょう。(図4)。以上のように、スコープをリフレームし、これまでとは異なるレベルのインプットを得ることによってはじめて、問題を新しく捉え直すことが可能になります。

 

 

1.How(手段)ではなく、Why(ゴール)に焦点を当てる
2.表層レベルの考えではなく、深層レベルの感情を捉える
3.極端さの中に普遍的な本質を見出す

 

あなたの組織の過去の代表的なプロジェクトでは、どのようなインプットが使われていますか?あなたの業界では、どのようなインプットが使われていますか?それらを踏まえて、今後のプロジェクトにおいてどのようなインプットを強化すべきだと考えますか?チャートを使って検討してみてください。