2011年11月号

「超分業」の時代

知識経済の進化

トーマス W. マローン

トーマス W. マローン

マサチューセッツ工科大学 スローン・スクール・オブ・マネジメント 教授

ロバート J. ローバチャー

ロバート J. ローバチャー

マサチューセッツ工科大学 センター・フォー・コレクティブ・インテリジェンス アソシエート・ディレクター

タミー・ジョンズ

タミー・ジョンズ

マンパワー・グループ シニア・バイス・プレジデント

アダム・スミスは『国富論』において、経済発展における分業の役割について言及したが、知識労働とITが発展した今日、労働はさらに細分化かつ専門化し、「超分業」とも呼ぶべき段階に来ている。 作業を細分化しフリーランスの技術者に競わせてソフトウエア開発を進めるトップコーダー、オープン・イノベーションをネット上で推進するイノセンティブ、また音声の録音時間より短い時間でテキストをつくり上げるキャスティングワーズなど、分業を武器にする企業が増えており、これらの企業は、品質やコスト、スピードなどの点で大きな成果を実現している。この進歩は、発注側企業にもメリットが大きいが、仕事の最適な細分化など、マネジャーには新たな管理能力も求められることになる。またこの超分業がもたらすものが恩恵だけなのか、きちんと検証することも忘れてはいけない。 本稿では、超分業の現状について解説するとともに、経済や社会にどのような影響をもたらすのかを論じる。

トーマス W. マローンマサチューセッツ工科大学 スローン・スクール・オブ・マネジメント 教授

ロバート J. ローバチャーマサチューセッツ工科大学 センター・フォー・コレクティブ・インテリジェンス アソシエート・ディレクター

タミー・ジョンズマンパワー・グループ シニア・バイス・プレジデント

PDF論文:14ページ[約2,390KB]
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