2011年12月号
コカ・コーラ:10年間で事業を2倍に成長させる
持続可能性との両立
ムーター・ケントがザ・コカ・コーラ・カンパニーの指揮を任されたのは2008年7月のことである。それまでは前CEOのネビル・イズデルの下で社長兼COOとして、手腕を発揮していた。
CEOに就任すると、彼は「Vision 2020」を掲げ、2020年までに事業を2倍に成長させるという計画を発表した。飽和状態といわれているアメリカ市場においてさえも、意欲的な長期成長路線を取ってきた。内向き志向で「驕り高ぶった」企業文化を再び若返らせ、コスト削減で浮いた資金をブランド開発に再投資した。
本インタビューのなかでケントは、水資源保護をはじめとする同社の持続可能性への取り組みや、顧客とのコミュニケーションを重視する姿勢、〈フェイスブック〉に3300万人ものファンを持つ価値、また名物CEOだったロベルト・ゴイズエタのリーダーシップ・スタイルとの比較などについて語る。
PDF論文:10ページ[約2,193KB]
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