DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
UPDATED WED. MAY 14. 2008
一般ページトップ
定期購読のお申し込み
定期購読FAQ
【無料で情報提供】ネット会員
ネット会員のご案内
DHBRネット会員新規登録/ログイン
What’s DHBR?
最新号とバックナンバーの紹介
次号予告
DHBR関連書籍
学生割引専用ページ
継続キャンペーン専用ページ
このサイトについて
お問い合わせ
ダイヤモンド社
DHBR 目次と読みどころ
<2008年4月号 2008年3月号 2008年2月号> 最新号とバックナンバーの紹介
FROM
the EDITORS
2008年3月号の読みどころ
リーダーシップ強化法
人育ては制度化できない

A氏:今月の『ハーバード・ビジネス・レビュー』を読んだかい。「知識労働者のモチベーション心理学」(一三九ページ)という論文は、やはり仕事へのやりがいとか、上司の温かい言葉や積極的な支援といった「内発的動機づけ」こそ、人々のやる気を引き出すものであって、賃金や待遇、出世といった「外発的動機づけ」はあまり効果的ではないと言っている。まったく賛成だね。
B氏:僕も読んだけど、プログラマーってのは、知識労働者を代表するサンプリングといえるのかね。しかも、ピラミッド構造とグラス・シーリングという問題を脇に置いたまま、内発的動機づけが最善解とするのは非現実的やしないか。思い出してごらんよ。ニュー・エコノミーといわれた時代、どこの国でも、経済的インセンティブを求めた若者たちが急増したことを。
A氏:しかし、コーチングやメンタリングの効用は広く認められているし、ほめて育てるのは、いまや当たり前だよ。また、労働環境や企業文化が、積極的な権限委譲と能力開発を奨励するもので、しかも近年注目されているワーク・ライフ・バランスを重視すれば、社員のみならず、組織の労働生産性も高いといわれている。
B氏:内発的動機づけを否定しているわけではないさ。もちろん「人はパンのみにために働く」わけではない。ただ、外発的動機づけはあまり効果がないと主張しているところに違和感を覚える。内発的動機づけは万能薬ではないし、またひねくれて見れば、報酬を抑えるための方便ともいえる。
A氏:そうは言うが、人間の脳というのは正直で、だれかのために頑張っている時に、ドーパミンを分泌するそうだ。利己的な報酬ともいえる外発的動機づけは、本当の動機づけ要因とは言いがたいんじゃないかな。
B氏:その脳の話はおもしろい。けれど、年齢、性別、社会的な立場、組織内での役割、バックグラウンドによって違うんじゃないのかね。それに、その人の組織におけるパフォーマンスやキャリア・パスにおける現在の状況にも左右されるんじゃないか。「メンタリングの原点」(五六ページ)でも指摘されているが、組織には「二:六:二」という法則が、なぜか働いている。これらの人たちの動機が同じとは思えないがね。
A氏:それはそうだよ。研修だって、違ってくるからね。
B氏:ならば、部門や職種の違いも考慮すべきだよね。つまり、範囲の経済とかいって、人事や研修を標準化・制度化していることが問題なんだろうと思うわけ。これって、工業化社会の発想でしょ。ワン・トゥ・ワン・マーケティングがいわれて一〇年以上経つのに、社員は相変わらず十把一絡げにしていることがおかしい。
2008年3月号 リーダーシップ強化法
定価 2,000円(税込) この本を購入
表紙
特集 リーダーシップ強化法
反復練習がカギ
一流人材のつくり方
記事詳細
K・アンダース・エリクソン  フロリダ州立大学 教授
マイケル・J・プリーチュラ  エイモリー大学 ゴイズエタ・ビジネススクール 教授
エドワード・T・コークリー  マックス・プランク人間発達研究所 博士研究員
プロフェッショナルのやる気を引き出す
メンタリングの原点
記事詳細
トーマス・J・デロング  ハーバード・ビジネススクール 教授
ジョン・J・ガバロ  ハーバード・ビジネススクール 名誉教授
ロバート・J・リーズ  元 アーンスト・アンド・ヤング・インターナショナル 人事担当ディレクター
逆転の解決策は必ず見つかる
調査交渉術
記事詳細
ディーパック・マルホトラ  ハーバード・ビジネススクール 准教授
マックス・H・ベイザーマン  ハーバード・ビジネススクール 教授
ハリウッドの名プロデューサーが教える
ストーリーテリングの心得
記事詳細
ピーター・グーバー  カリフォルニア大学ロサンゼルス校 スクール・オブ・シアター・フィルム・アンド・テレビジョン 教授
一五社五五チーム一五〇〇人への調査が教える
協働するチームの秘訣
記事詳細
リンダ・グラットン  ロンドン・ビジネススクール 教授
タマラ・J・エリクソン  コンコース・インスティテュート 所長
「クネビン・フレームワーク」による
臨機応変の意思決定手法
記事詳細
デイビッド・J・スノウドン  コグニティブ・エッジ 創設者
メアリー・E・ブーン  ブーン・アソシエーツ 社長
優れたリーダーとさえないリーダーの違い
「決断と実行」のリーダーシップ
記事詳細
ノール・M・ティシー  ミシガン大学 スティーブン・M・ロス・スクール・オブ・ビジネス 教授
ウォレン・G・ベニス  南カリフォルニア大学 マーシャル・スクール・オブ・ビジネス 教授
OPINION
革新の生まれる場
石井 裕  マサチューセッツ工科大学 メディアラボ 教授
HBR Articles
「献身度」から分析する
頼れるフォロワー 困ったフォロワー
記事詳細
バーバラ・ケラーマン  ハーバード大学 ジョン・F・ケネディ行政大学院 センター・フォー・パブリック・リーダーシップ 講師
「インナー・ワーク・ライフ」の分析が明かす
知識労働者のモチベーション心理学
記事詳細
テレサ・M・アマビール  ハーバード・ビジネススクール 教授
スティーブン・J・クラマー  著述家
Serial Article
立石一真ものがたり「できません」と云うな
【第九回】CD(キャッシュ・ディスペンサー)と無人駅システム
記事詳細
湯谷昇羊  ダイヤモンド社 論説委員
BRAIN FOOD
財務報告から「事業報告」の時代
花堂靖仁  早稲田大学ビジネススクール 特任教授
芝坂佳子  あずさ監査法人 シニアマネジャー
ロバート・G・エクレス  ハーバード・ビジネススクール 上級講師
CEO解任の光と影
チャック・ルシアー  ブーズ・アレン・ハミルトン 名誉シニア・バイス・プレジデント
ジャン・ダイヤー  元 ブーズ・アレン・ハミルトン プリンシパル
役に立つマネジメント・ツールはどれか
ダレル・リグビー  ベイン・アンド・カンパニー パートナー
バーバラ・ビロドウ  ベイン・アンド・カンパニー 市場調査担当ディレクター
シナリオ&コンティンジェンシー・プランニングの再発見
ダレル・リグビー  ベイン・アンド・カンパニー パートナー
バーバラ・ビロドウ  ベイン・アンド・カンパニー 市場調査担当ディレクター
R&D投資のジレンマ
ジェームズ・シンタ  コノコフィリップス マネジャー IRI リサーチ・オン・リサーチ委員会 委員長
スポーツとインターナル・マーケティングの関係
フランシス・J・ファレリー  モナッシュ大学 准教授
スティーブン・A・グレイザー  ハーバード・ビジネススクール 名誉教授
CHIEF OFFICERS
経営資源を地球規模で最適化せよ
椎木 茂  IBMビジネスコンサルティング サービス 代表取締役社長
<2008年4月号 2008年3月号 2008年2月号> 最新号とバックナンバーの紹介
最新号とバックナンバーの紹介と販売に戻る
DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー誌の定期購読が、
ウェブサイトからお申し込みいただけます。

定期購読のお申し込みには、DHBRネット会員登録(無料)が必要です。
お申し込みはこちら
 
http://www.diamond.co.jp/ >>