|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
 |
 |
2006年12月号の読みどころ |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
| 組織の「現代病」見えざる経営課題 |
 |
 |
 |
まずAクラス人材のメンタル・ヘルスを守れ
昨二〇〇五年秋、労働政策研究・研修機構が大手企業一〇三社を対象に実施した「メンタルヘルスケアに関する調査」の結果によると、「メンタルヘルス不全の問題が企業パフォーマンスに影響を及ぼしている」と回答した企業が六五%あったそうです。
また同年一〇月、アステラス製薬、ソルベイ製薬、明治製菓が全国の一〇代後半から四〇代の男女六〇〇人を対象に実施した共同調査では、約七人に一人の割合で、「社会不安障害」(SAD)の可能性があるとのこと。
今年七月、財団法人社会生産性本部メンタル・ヘルス研究所は「メンタルヘルスの取り組み」というアンケート調査を実施し、上場企業二一八社からの回答を集計したところ、「心の病の最も多い年齢層が三〇代」を挙げた企業が六一%とダントツでした。ちなみに、「四〇代」が一九・三%、「一〇〜二〇代」が一一・五%、「五〇代以上」が一・八%でした。
おそらくほかにも同じような調査があるでしょうが、つまるところ、現代のビジネスマンはおおむね精神的に病んでおり――一部には団塊ジュニアはストレス耐性に乏しいという指摘もありますが――しかもその大半が働き盛りの人たちであるということです。
メンタル・ヘルスと労働生産性の問題は、取り立てて目新しい話題ではありません。しかし、大きな改善が見られないため、何度も何度も繰り返し訴える必要があります。
きわめて即物的な表現になりますが、忙しくて優秀な人材とは、壊れにくくて稼働率の高いマシンのようなものです。しかも処理能力の高いICチップが埋め込まれています。もしこの人が壊れてしまうと、その部門やビジネスは機能停止してしまいます。つまり、Aクラス人材の機能停止は、カタストロフィ・リスク、ハザード・リスクに匹敵するのではないでしょうか。
このように言うと、差別主義者のごとく非難されやすいのですが、日本においてメンタル・ヘルス問題の抜本的解決が進まないのは、そのような施策を実施すると、その恩恵に浴するのは、概してあまり忙しくないパフォーマンスの低い人たちだからです。言い換えれば、費用対効果が疑わしい投資になってしまうというわけです。
また、あまねく広く実施してしまうと、ミーイズムに拍車をかけ、聴牌(ルビ=テンパイ)までいかない国士無双みたいな組織になってしまうのでしょう。
これまで採用や教育にかかったコストを考えると、すべての社員を対象にしても、机上の計算上は正当化できるのかもしれませんが、実力主義を標榜するならば、また給与面における大幅な格差をためらうならば、メンタル・ヘルス制度を差別的に運用してもよいのではないでしょうか。 |
 |
|
 |
 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
2006年12月号 |
組織の「現代病」見えざる経営課題 |
 |
|
 |
 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
|
 |
|
|
 |
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
ゲイリー・L・ニールソン ブーズ・アレン・ハミルトン シニア・バイス・プレジデント |
 |
 |
ブルース・A・パスタナック スペシャル・オリンピックス 会長兼CEO |
 |
 |
カレン・E・バン・ナイズ ブーズ・アレン・ハミルトン プリンシパル |
 |
|
 |
 |
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
チャールズ・A・ツァイスラー ハーバード・メディカルスクール 教授 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
ハーバート・ベンソン ハーバード・メディカルスクール 准教授 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
ロバート・モリソン コンコース・グループ エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼研究担当ディレクター |
 |
 |
タマラ・エリクソン コンコース・グループ 執行役員 兼コンコース・インスティテュート 校長 |
 |
 |
ケン・ディヒトバルト エージ・ウェーブ 創立者兼社長兼CEO |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
ジョエル・ブロックナー コロンビア・ビジネススクール 教授 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
ポール・F・レビー 元 ハーバード・メディカルスクール 副学長 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
スティーブン・E・ハイマン ハーバード大学 プロボスト |
 |
|
 |
 |
 |
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
中国現地法人のオーナーシップを醸成せよ |
|
 |
 |
 |
 |
 |
範 云濤 亜細亜大学 アジア・国際経営戦略研究科 教授 中国弁護士 |
 |
|
 |
 |
 |
|
|
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
チャールズ・ロックウッド 環境・不動産コンサルタント |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
ハロルド・L・サーキン ボストン コンサルティング グループ シニア・ヴァイス・プレジデント |
 |
 |
ペリー・キーナン ボストン コンサルティング グループ シニア・ヴァイス・プレジデント |
 |
 |
アラン・ジャクソン ボストン コンサルティング グループ シニア・ヴァイス・プレジデント |
 |
|
 |
 |
 |
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
取締役たちの不純な動機 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
ロジャー・マーティン トロント大学 ロットマン・スクール・オブ・マネジメント 学部長 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
欧米PEファンドはアジア企業をこう再生する |
|
 |
 |
 |
 |
 |
イ・サニー ベイン・アンド・カンパニー パートナー |
 |
 |
パーク・チャルジョン ベイン・アンド・カンパニー パートナー |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
「選択の不自由」の心理学 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
バリー・シュワルツ スワースモア・カレッジ 教授 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
中国の労働力はけっして安くない |
|
 |
 |
 |
 |
 |
ポール W・ビーミッシュ ウエストオンタリオ大学 リチャード・アイビー・スクール・オブ・ビジネス 教授 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
符丁の力 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
マーク・エイブラハムズ 『アンナル・オブ・インプロバブル・リサーチ』 編集長 |
 |
|
 |
 |
 |
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
経済小説から学ぶこと |
|
 |
 |
 |
 |
 |
堺 憲一 東京経済大学 経済学部 教授 |
 |
|
 |
 |
 |
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
調査、分析からコンサルティングへ |
|
 |
 |
 |
 |
 |
マンゴ・ギルクリスト エーシーニールセン・コーポレーション 代表取締役社長 |
 |
|
 |
 |
|
|
 |
 |
 |
|
|