2012年5月号 特集 幸福の戦略 記事詳細

■ 特集 幸福の戦略

幸せな気持ちになると、何事もうまくいく PQ:ポジティブ思考の知能指数

困難に遭遇したりピンチに立たされたりした時、ポジティブ思考、プラス志向で臨めば、必ずや活路が拓ける──。この古くから言い習わされてきたことが、心理学や神経科学の研究によって科学的に証明されつつある。そのなかで得られた知の一つによれば、多くの人が信じている「成功すると幸福になれる」は誤解であり、「幸福を感じていると成功確率が高まる」(これを「幸福優位」という)のが正解であるという。実際、従業員の幸福感と企業業績には正の相関性が確認されている。

では、幸福感を戦略的に向上させるにはどうすればよいか。心理学者たちの実証研究によると、最も効果的なのは、「ソーシャル・サポート」すなわち周囲の人たちを助けてやることだという。また、マイナス面ばかりが強調されがちなストレスであるが、そのプラス面に目を向け、自己成長にはストレスが不可欠であることを認識する必要があるとも指摘する。このように、幸福感を制御する能力「PQ」(ポジティブ思考の知能指数)を身につけることで、自他ともに幸せになれる。


ショーン・エイカー   グッド・シンク 創業者兼CEO

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