苦手な同僚への共感を育む方法

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誰しも、できれば関わりたくない苦手な人がいるはずだ。プライベートであればそれもできるが、仕事ではそうも言っていられない場合がある。そうしたとき、自分も負けじと嫌みな態度を取ったり、敵意むき出しで接したりするのではなく、共感や思いやりを示すことから始めるとよいという。本記事では、そのために有効な6つの方法と、2つのケーススタディが示される。


 職場に苦手な人がいると、ついその人を避けたくなるものだ。だが、いつも避けてばかりいられるとは限らず、避けてばかりいても、状況はよくなるどころか悪くなることさえある。

 むしろ、共感を育むほうが得策である。では、そりが合わない同僚に対して、どうすれば共感を抱けるようになるのだろうか。どうすれば、反感の代わりに好奇心を育めるのだろうか。

 ●専門家のアドバイス

「職場で気に障る人と出会う経験は、誰にでもあります」と言うのは、How to Be Happy at Work(未訳)の著者で、ペンシルベニア大学のシニア・フェローでもあるアニー・マッキーだ。

「その人のコミュケーション方法に問題があるのかもしれません。あるいは、いつも会議に遅れてくるなど、失礼な言動が問題なのかもしれません」。いずれにせよ、仕事がチーム志向になり、プロジェクト遂行に強力なコラボレーションが頻繁に求められる現在、最も気に障る相手とさえ、「気持ちを通じ合わせ、心の橋をかける方法を探すべきです」とマッキーは言う

 サーチ・インサイド・ユアセルフ・リーダーシップ・インスティテュートCEOのリッチ・フェルナンデスは、どんなに大変に思えても、まずはこのタイプの同僚への思いやりを育むことから始めるといいと言う。「その共感力を発揮すれば、バランスが取れて的を射たアプローチを維持することができ、扱いにくい人とも一緒に働きやすくなります」。

 以下に、そのためのアイデアをいくつか紹介する。

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