2017年12月号 HBR翻訳論文 記事詳細

■ HBR翻訳論文

エージェンシー理論から企業主体の理論へ 健全な資本主義のためのコーポレートガバナンス

物言う株主たちのせいで、企業が短期的利益のみ追求し長期的視点を持てない、とは最近よく指摘されることである。物言う株主たちは「経営の目的は株主価値の最大化である」ことを大義に掲げているが、この考え方は1970年代に経営学者が提唱した、エージェンシー理論に源流がある。本稿ではこのエージェンシー理論の問題点を挙げ、その影響を解説したうえで、企業中心のよりよい理論を構築するため、企業統治と株主対応の拠り所となる8つの命題を提示する。企業経営に真に求められているものは何か、そのための統治手法とは何だろうか。


ジョセフ L. バウアー   ハーバード・ビジネス・スクール 名誉教授

リン S. ペイン   ハーバード・ビジネス・スクール 教授

PDF記事:19ページ[約2,584KB]
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