2009年1月号 特集 大企業の戦略コンセプト 記事詳細

■ 特集 大企業の戦略コンセプト

無数のパートナーを呼び込んで業界を変革する シェイピング戦略

インフラは「社会基盤」と訳されるように、一般的には安定化の役割を果たすものと理解されているが、蒸気機関、電気や通信の例が教えるように、新たな技術はだんだんとインフラに成長し、ついには不可逆な変化を起こす。また、コンテナやクレジット・カードの例に見られるように、何らかのプラットフォームを提供して、そこに参加する企業を多数集め、一社ではおよそ実現不可能なイノベーションを成し遂げる企業がいる。グーグル、フェイスブック、セールスフォース・ドットコムなどは、インフラ化したインターネットとこのプラットフォームを組み合わせ、筆者らが「シェイピング戦略」と呼ぶチャレンジによって、新たな地平を切り開いた。シェイピング戦略はけっして新しいものではないが、かつてはリスクが高く、実現性も低かった。しかしこれらの企業の例が示すように、いまやリスクは低く、実現性は高い。しかも、高い信用と豊かな資産を持ち合わせている大企業がイノベーションを生み出す方法としても優れている。本稿では、シェイピング戦略の魅力とその実践方法について解説する。


ジョン・ヘーゲル三世   デロイトセンター・フォー・エッジ・イノベーション 共同会長

ジョン・シーリー・ブラウン   デロイトセンター・フォー・エッジ・イノベーション 共同会長

ラング・デビソン   デロイトセンター・フォー・エッジ・イノベーション エグゼクティブ・ディレクター

PDF記事:16ページ[約3,342KB]
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