ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶ
ベスト経営書2015の結果発表

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2015年のトピックが表れた本がランクイン

 シリコンバレー系の本以外の本に目を向けると、2015年の経営課題が浮き彫りになります。6位の『全員経営』は、知識経営の重要性がいまなお認識されていることを物語っています。

順位 書名 著者名 出版社
11位  経営の失敗学
 変われないのか
 菅野 寛  日本経済新聞出版社
12位  人工知能は人間を超えるか  松尾 豊  KADOKAWA
13位  21世紀のビジネスに
 デザイン思考が必要な理由
 佐宗邦威  クロスメディア
 ・パブリッシング
14位  0ベース思考  スティーヴン・レヴィット他  ダイヤモンド社
15位  オープン・イノベーション
 の教科書
 星野達也  ダイヤモンド社
16位  競争しない競争戦略  山田英夫  日本経済新聞出版社
17位  問いかける技術  エドガー・H・シャイン  英治出版
18位  合理的なのに愚かな戦略  ルディー和子  日本実業出版社
19位  ハーバード流「気づく」技術  マックス・H・ベイザーマン  KADOKAWA/角川マガジンズ
20位  21世紀の資本  トマ・ピケティ  みすず書房

 

 また人工知能(12位『人工知能は人間を超えるか』)、デザイン思考(『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』)、オープン・イノベーション(15位『オープン・イノベーションの教科書』)といった、いままさに取り組むべき課題が一覧になったかのようなランキングとなりました。

 なお年初に話題になったトマ・ピケティの『21世紀の資本』は、DHBR読者の中で経営書に入れるかどうか判断が分かれた結果の順位かと思われます。投票の呼びかけに際し、編集部では「経営書」の定義はしておらず、読者が経営に役立つものという基準で選んでいただきました。ビジネス書、自己啓発書など、さまざまな呼び方もありますが、DHBRの読者が考える「経営書」の定義がこのランキングであるという見方ができそうです。

 本企画は年末に発表というスケジュールの都合上、2015年9月末までに刊行された書籍を対象にしています。今年の10月以降も『限界費用ゼロ社会』『ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学』など興味深い書籍が発売されていおり、いまから来年のランキングが楽しみです。なおランキングの詳細は12月10日発売の『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』(2016年1月号)で紹介されているほか、全国の書店でフェアが開催されます。

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