2009年7月号 特集 不確実性に克つ「科学的」思考 記事詳細
■ 特集 不確実性に克つ「科学的」思考
「パターン認識」と「感情タグ」が判断を曇らせる 脳科学が解明する意思決定リスク
ダイムラー・クライスラーのクライスラー合併の意思決定など、優秀なリーダーが判断ミスを犯す例は数多い。そのような判断ミス八三例について調べたところ、過去の経験や判断に基づいて推論する「パターン認識」、ある記憶や経験に伴う感情の影響を被る「感情タグ」という脳の働きに原因があることが判明した。また心理学の研究からも、人間はかつて下した判断、すなわち「刷り込み」を見直すことも苦手だという。
アンドリュー・キャンベル アシュリッジ・マネジメント・センター ディレクター
ジョー・ホワイトヘッド アシュリッジ・マネジメント・センター ディレクター
シドニー・フィンケルスタイン ダートマス大学 タック・スクール・オブ・ビジネス 教授
PDF記事:11ページ[約1,589KB]
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