イノベーションに対する「本気度」を
チェックしよう

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3.イノベーションに取り組んでいるのは、どんな経歴の人ですか?

a.業績優秀者のなかから選抜された人。

b.過去にイノベーションを成功させた実績のある、社内の人。

c.イノベーションで実績がある社内および社外の人材の混成チーム。

4.彼らは何に取り組んでいるのですか?

a.特定のものはない。なるべくたくさんのアイデアを出して、試してみるべきだから。

b.全員が、会社の将来を左右する1つの重大プロジェクトに取り組んでいる。

c.戦略的に重要なチャンスがある領域を、いくつか特定し探っている。

5.イノベーションの予算はどうしていますか?

a.わが社は既存事業のオペレーションのために予算を組んでおり、イノベーションのための資金はない。

b.イノベーションのための予算枠はないが、必要な場合は何とか都合をつける。

c.イノベーションに特化した予算枠がある。

6.イノベーションにおける経営幹部の役割は何ですか?

a.干渉しない。束縛はよくないから。

b.四半期に1度、経営幹部がイノベーションを議論する場が設けられる。

c.経営委員会や取締役会に、イノベーションを後押しするメンバーがいる。

7.連想ゲーム:「イノベーション」といえば?

a.偶発的なもの。うまくいくことを祈るだけだ。

b.面白いもの。わが社ではイノベーションを支援するが、束縛はしない。

c.規律あるもの。わが社では体系的に取り組んでいる。

 以上、aは1点、bは3点、cは5点として、合計得点を計算してみよう。

●10点以下:冗談でないのなら、興味本位でイノベーションに手を出しているだけの状態。

●10点~25点:イノベーションを試してみた段階だろう。これから本気で取り組むなら、覚悟を決めるべきだ。

●26点以上:おめでとう。あなたの会社はイノベーションへの継続的なコミットメントができている。

 イノベーションの取り組みには楽しい瞬間があるのは間違いない。だがその成功には、規律と努力が必要とされる。人生のさまざまな側面と同じように、本気で取り組まなければ真の成果は得られないのだ。


HBR.ORG原文:What’s the Status of Your Relationship With Innovation? September 11, 2013

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スコット・アンソニー(Scott Anthony)
イノサイトのマネージング・パートナー。
同社はクレイトン・クリステンセンとマーク・ジョンソンの共同創設によるコンサルティング会社。企業のイノベーションと成長事業を支援している。主な著書に『イノベーションの最終解』(クリステンセンらとの共著)、『イノベーションの解 実践編』(ジョンソンらとの共著)などがある。

 

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