ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶ
ベスト経営書2013の結果発表

2

マッキンゼー本を超えた支持を集める

2位となった『採用基準』と著者の伊賀泰代氏

 

 2位の『採用基準』は元マッキンゼーの採用マネジャーである伊賀泰代さんが、同社の人材観を紹介したもの。地頭のよさや論理的思考力より、リーダーシップが重要という論旨と、リーダーシップはいまの日本に最も必要なスキルだという趣旨が多くの共感を得たようです。
「ぶら下がり型人材が多い世の中に、警鐘を鳴らす本」「リーダーシップに関する本を何冊か読んでいるが、本書を読んでリーダーシップとは何かを理解することができた」など多くの感想が寄せられた。いわゆる「マッキンゼー本」の域を超えて支持されたようです。
 伊賀泰代(キャリア形成コンサルタント)さんは、「外資系企業やコンサルティング業界だけでなく、日本企業、さらには日本の社会全体において、『立場や権限に関わらず、すべての人が発揮すべきスキルとしてのリーダーシップ』が重要という主張に、広く賛同をいただけたものとして、心強く感じます」と語っておられます。

 

3位は、経営の世界的潮流を紹介した本

3位の『世界の経営学者はいま何を考えているのか』と
著者の入山章栄氏

 

 3位の『世界の経営学者はいま何を考えているのか』は、帯に「ドラッカーなんて誰も読まない?」「ポーターはもう通用しない?」などの挑発的なコピーが目を引きましたが、内容も負けていません。学問となりにくいと言われる経営学で科学的実証が進んでいる最前線の様相を紹介し、経営学の面白さを再認識させる本として人気となりました。
 読者からも「経営学の主流がわかりやすく解説されており、ビジネスマン向けのガイドとして秀逸である」「経営学も科学であり、統計的検証が必要だという主張はその通りだ」と共感を得たようです。
 出版当時はニューヨーク州立大学バッファロー校アシスタント・プロフェッサーで現在は早稲田ビジネススクールの准教授である入山章栄さんは、「研究者・コンサルタント・学生はもとより、ビジネスマンの方から『知らないことばかりだった』『実務への示唆も多い』との声もいただきました。世界の経営学の知見を体系的にまとめた本は唯一無二ですし、『エッセー風でとても読みやすい』という評価をいただいております」と話されています。

 

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