2013年11月号 HBR Articles 記事詳細

■ HBR Articles

未来にアプローチする手段 シナリオ・プランニング:その歴史と貢献

 ロイヤル・ダッチ・シェルがそれまで軍事的な戦略・戦術、外交政策などの検討・立案に用いられていたシナリオ法を企業の事業計画策定に取り入れるようになったのは、1960年代後半のことである。以来、シェルでは45年以上にわたり、シナリオ・プランニングを使い続けている。70年代の石油動向やソ連の民主化などシナリオが大成功を収めた輝かしい時代もあったが、その価値が認められない時代もあった。だがこの間、シナリオ・プランニングは進化し続け、シェルがエネルギーや他の事項に関し、グローバルな思考を形成するのに貢献している。直接利益を生むわけでもなく、大胆な予測ではなく未来の不確実性を強調する業務としては特筆に値するだろう。
 本稿は、シェルでシナリオに関わった筆者たちがシナリオ・プランニングに携わってきた人々にインタビューし、その歴史とこれまで果たしてきた役割を検証する。


アンジェラ・ウィルキンソン   オックスフォード大学 スミス企業環境大学院 プログラム・ディレクター

ローランド・クーパーズ   オックスフォード大学 アソシエート・フェロー

PDF記事:15ページ[約2,911KB]
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