ロジャー・マーティン

経営思想家トップ50:第6位

「最も影響力のある経営思想家」トップ50人を隔年で選出する、Thinkers50という取り組みがある。デス・ディアラブとスチュアート・クレイナー率いるアドバイザーチームと一般投票によって選出されるこのランキングは、「経営思想界のアカデミー賞」とも言われる権威と影響力を持つ。選出の基準は次の10項目だ。アイデアの独創性、アイデアの実現性、執筆活動、支持者の忠実度、ビジネスセンス、国際的視野、研究の厳密性、アイデアのインパクト、指導者的要素。次回ランキングの発表は2013年11月。


第6位:ロジャー・マーティン(Roger Martin)

 カナダのトロント大学ロットマン・スクール・オブ・マネジメント学長。ハーバード・ビジネス・レビューに12本の論文を寄せており、最も知られている著書にThe Opposable Mind: How Successful Leaders Win Through Integrative Thinking(2007年。邦訳『インテグレーティブ・シンキング―優れた意思決定の秘密』日本経済新聞出版社)がある。

 その次に刊行したThe Design of Business: Why Design Thinking is the Next Competitive Advantage(2009年。「ビジネスのデザイン:デザイン思考で競争優位を築く」)では、企業はデザインをより重視したアプローチを採用するべきであると提案した。

 最新刊のFixing the Game: Bubbles, Crashes and What Capitalism Can Learn from the NFL(2011年。「ゲームを立て直す:バブルとその崩壊、そして資本主義がNFLから学べること」)でマーティンは、アメリカの資本主義の現状を分析し、「リアル」市場(製品・サービスの設計、生産、販売)と、「期待」市場(株やオプション、金融派生商品の取引)を結びつけることの影響について考察している。2008年に起きた経済危機は、その直接的な結果であるという。


HBR.ORGの原文・関連リソースはこちら
Thinkers50の公式ウェブサイトはこちら


■ロジャー・マーティンの論文邦訳バックナンバー
2007年9月号 偉大なるリーダーの思考法
2010年3月号 脱20世紀的思考
2010年7月号 顧客資本主義の時代
2010年11月号 戦略実行の罠
2012年4月号 イノベーション・カタリスト
2013年1月号 独創的な戦略を科学的に策定する
2013年4月号 地球を救う2つの論理
 

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