マーシャル・ゴールドスミス
経営思想家トップ50:第7位
「最も影響力のある経営思想家」トップ50人を隔年で選出する、Thinkers50という取り組みがある。デス・ディアラブとスチュアート・クレイナー率いるアドバイザーチームと一般投票によって選出されるこのランキングは、「経営思想界のアカデミー賞」とも言われる権威と影響力を持つ。選出の基準は次の10項目だ。アイデアの独創性、アイデアの実現性、執筆活動、支持者の忠実度、ビジネスセンス、国際的視野、研究の厳密性、アイデアのインパクト、指導者的要素。次回ランキングの発表は2013年11月。
第7位:マーシャル・ゴールドスミス(Marshall Goldsmith)

エグゼクティブ・コーチングの世界的な第一人者。360度評価をいち早く取り入れたことでも知られる。経営層・リーダーシップに対する実践的なアプローチと、自身の仏教的な信念を大切にしながら、実績を築いてきた。
単著・共著・編著を含め30冊以上を刊行している。The Leader of the Future(フランシス・ヘッセルバイン、リチャード・ベカードとの共編、1996年。邦訳『未来組織のリーダー―ビジョン・戦略・実践の革新』ダイヤモンド社)は25カ国語に翻訳された。ほかにWhat Got You Here Won't Get You There(マーク・ライターとの共著、2007年。邦訳『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』日本経済新聞出版社)、Succession: Are You Ready?(2009年。邦訳『コーチングの神様が教える後継者の育て方』日本経済新聞出版社)などがある。
インディアナ大学でMBA取得、UCLAで博士号取得。1976~2000年に、ロサンゼルスのロヨラ・メリーマウント大学カレッジ・オブ・ビジネスにて助教授、副学部長を務める。以降、ダートマス大学タック・スクール・オブ・ビジネスをはじめ一流大学にて、企業幹部向けのプログラムを担当する。

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