マルコム・グラッドウェル

経営思想家トップ50:第10位

「最も影響力のある経営思想家」トップ50人を隔年で選出する、Thinkers50という取り組みがある。デス・ディアラブとスチュアート・クレイナー率いるアドバイザーチームと一般投票によって選出されるこのランキングは、「経営思想界のアカデミー賞」とも言われる権威と影響力を持つ。選出の基準は次の10項目だ。アイデアの独創性、アイデアの実現性、執筆活動、支持者の忠実度、ビジネスセンス、国際的視野、研究の厳密性、アイデアのインパクト、指導者的要素。次回ランキングの発表は2013年11月。


第10位:マルコム・グラッドウェル(Malcolm Gladwell)

 ニューヨーカー誌の専属ライターで、受賞歴を持つジャーナリスト。数冊のベストセラーを持つ著者でもある。

The Tipping Point: How Little Things Make a Big Difference(2000年。邦訳『急に売れ始めるにはワケがある―ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則』ソフトバンク文庫)では、感染病の広がりとファッションの流行の共通点を捕らえている。Blink: The Power of Thinking Without Thinking(2005年。邦訳『第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』光文社)では、瞬間的な意思決定について考察している。同書では、美術の専門家が贋作を一瞬にして見抜くが自分では理由を説明できない、という例を挙げ、蓄積された経験に基づく「シン・スライシング」現象について探っている。

Outliers: The Story of Success(2008年。邦訳『天才! 成功する人々の法則』講談社)では、どんな才能や技能でも真価を発揮するには1万時間の訓練が必要であると述べている。またエッセイ集としてWhat the Dog Saw And Other Adventures(2009年。邦訳『マルコム・グラッドウェル THE NEW YORKER 傑作選』1~3 講談社)がある。

 著作群はグラッドウェルの人気と名声を高め、タイム誌の「ビジネス界で最も影響力のある100人」にも選出されている。


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Thinkers50の公式ウェブサイトはこちら
 

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