セス・ゴーディン

経営思想家トップ50:第17位

「最も影響力のある経営思想家」トップ50人を隔年で選出する、Thinkers50という取り組みがある。デス・ディアラブとスチュアート・クレイナー率いるアドバイザーチームと一般投票によって選出されるこのランキングは、「経営思想界のアカデミー賞」とも言われる権威と影響力を持つ。選出の基準は次の10項目だ。アイデアの独創性、アイデアの実現性、執筆活動、支持者の忠実度、ビジネスセンス、国際的視野、研究の厳密性、アイデアのインパクト、指導者的要素。次回ランキングの発表は2013年11月。


第17位:セス・ゴーディン(Seth Godin)

 マーケティングの専門家。オンライン上のマーケティング手法を数多く開発した。14冊に及ぶベストセラーで扱うテーマは、脱工業化社会、非凡な存在になる方法、アイデアの宣伝方法、物事をやめる時の判断法など、多岐にわたる。

Permission Marketing(1999年。邦訳『パーミッション・マーケティング』海と月社)は、インターネットの意義を理解しかねている企業にパーミッション・マーケティングという考え方を紹介した。この概念は、「メッセージを送られることを期待している顧客に向けて、個々の興味や状況に応じた適切な情報を届ける(権利ではなく)特権である。これにより、通常のDMを無視するような最良顧客を識別することができる。丁寧な対応こそが顧客の関心を得る最良の方法となる」とゴーディンは説明する。

 そのほかにも、Unleashing the Ideavirus(2001年。邦訳『バイラルマーケティング』翔泳社)、Survival is Not Enough(2002年。邦訳『セス・ゴーディンの生き残るだけなんてつまらない! 「ズーム」と進化がビジネスの未来を拓く』早川書房)、Small is the New Big(2006年。「コラム集:183のアイデア」)、Meatball Sundae(2007年。「マーケティングの完全なミスマッチ」)など、次々と著書を発表している。自主性と創造力について述べたPoke the Box(邦訳『「見えてる人」になるたった1つの法則』実業之日本社)、そして、マス・マーケットの終焉について述べたWe Are All Weird(「私たちはみんな違っている」)の2冊を2011年に刊行している。


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