2013年6月号 特集 破壊的イノベーション 記事詳細

■ 特集 破壊的イノベーション

常識を超えたスピードで市場に浸透する 破壊的イノベーションを超えるビッグバン型破壊

 クレイトン M. クリステンセンが提唱した破壊的イノベーションの概念は、ローエンド市場から参入しハイエンド市場へと侵食する破壊的技術への対応を促した。しかし、いまや破壊的イノベーションへの対策以上のスピードが求められている。それは、一夜にして競争のルールを一新させる「ビッグバン型破壊」が多くの業界で見られるようになってきたからだ。
 新たな破壊者は、小さなコストで開発し、〈フェイスブック〉や〈ツイッター〉を通して、その製品やサービスを瞬く間に広げることができる。かつてエベレット・ロジャースが提唱した製品普及プロセスを無視したかのような拡散ぶりである。
 これらの破壊に対応するには、①予兆をとらえる、②進行を遅らせる、③撤退の態勢を整えておく、④新たな多角化を試みる、という4つの対応策が考えられる。ビッグバン型破壊は、突如として現れるのが特徴で、明日どこの業界に現れるかわからない。


ラリー・ダウンズ   アクセンチュア インスティテュート・フォー・ ハイ・パフォーマンス フェロー

近著にThe Laws of Disruption, Basic Books, 2009.(未訳)がある。

ポール F.ヌネシュ   アクセンチュア インスティテュート・フォー・ ハイ・パフォーマンス リサーチ担当 グローバル・マネージング・ディレクター

共著にJumping the S-Curve, Harvard Business Review Press, 2011.(未訳)がある。
PDF記事:16ページ[約2,234KB]
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