ダニエル・ピンク

経営思想家トップ50:第29位

「最も影響力のある経営思想家」トップ50人を隔年で選出する、Thinkers50という取り組みがある。デス・ディアラブとスチュアート・クレイナー率いるアドバイザーチームと一般投票によって選出されるこのランキングは、「経営思想界のアカデミー賞」とも言われる権威と影響力を持つ。選出の基準は次の10項目だ。アイデアの独創性、アイデアの実現性、執筆活動、支持者の忠実度、ビジネスセンス、国際的視野、研究の厳密性、アイデアのインパクト、指導者的要素。次回ランキングの発表は2013年11月。


第29位:ダニエル・ピンク(Daniel Pink)

 著述家、ジャーナリスト、スピーチライター、大臣補佐官、ビジネスのトレンドを的確に示す評論家、などさまざまな顔を持つ。

 ピンクはこれまで4冊の本を執筆し、それらは32カ国語に翻訳されている。Free Agent Nation: The Future of Working for Yourself(2001年。邦訳『フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか』ダイヤモンド社)により、独立して自営で働く世代を称賛した嚆矢となった。ますます多くの人がインターネットの恩恵を受けて、従来型のサラリーマン生活から解放され、自分自身の人生を歩むようになっていると彼は主張する。また、日本の漫画をビジネス書の分野に取り込んでThe Adventures of Johnny Bunko: The Last Career Guide You'll Ever Need(邦訳『ジョニー・ブンコの冒険 デキるやつに生まれかわる6つのレッスン』講談社)を制作し、これもベストセラーとなった。

A Whole New Mind: Why Right-Brainers Will Rule the Future(邦訳『ハイ・コンセプト 「新しいこと」を考え出す人の時代』三笠書房)では、現代のビジネスにおける創造的思考の重要性を述べている。最近の著作はDrive: The Surprising Truth About What Motivates Us(邦訳『モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか』講談社)。「アメとムチ」の非効率さを論じ、自分の愛することを職業に、と提唱している。

 ワイアード誌の寄稿編集者も務める。


HBR.ORGの原文・関連リソースはこちら
Thinkers50の公式ウェブサイトはこちら


■ダニエル・ピンクの論文邦訳バックナンバー
2004年6月号 2004年:パワー・コンセプト20選
2007年4月号 左脳思考と右脳思考を融合させる
2012年12月号 セールス・モチベーション3.0
 

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