エイミー・C・エドモンドソン

経営思想家トップ50:第35位

「最も影響力のある経営思想家」トップ50人を隔年で選出する、Thinkers50という取り組みがある。デス・ディアラブとスチュアート・クレイナー率いるアドバイザーチームと一般投票によって選出されるこのランキングは、「経営思想界のアカデミー賞」とも言われる権威と影響力を持つ。選出の基準は次の10項目だ。アイデアの独創性、アイデアの実現性、執筆活動、支持者の忠実度、ビジネスセンス、国際的視野、研究の厳密性、アイデアのインパクト、指導者的要素。次回ランキングの発表は2013年11月。


第35位:エイミー・C・エドモンドソン(Amy C. Edmondson)

 ハーバード・ビジネススクール(ノバルティス記念講座)教授。リーダーシップと経営論を担当。チームをテーマにした研究、特に「チーミング」で知られる。メンバーが固定した安定的なチームではなく、人材をもっと流動的に配置しながら、境界や領域を超えて協働するようなかたちがチーミングである。

 アカデミックの世界に入る前は、ペコス・リバー・ラーニングセンターで研究ディレクターを務めていた。また彼女は、ジオデシック・ドームで有名なバックミンスター・フラーのもとでチーフ・エンジニアとして働いた経験もあり、数学の知識がない読者向けにやさしく解説したA Fuller Explanation: The Synergetic Geometry of R. Buckminster Fuller(1987年。「バックミンスター・フラーのシナジー幾何学」)という著書がある。ビジネス書としての1作目はOrganizational Learning and Competitive Advantage(1996年。「組織学習と競争優位」)。

 エドモンドソンの研究は、組織における学習プロセス、特にグループ・ダイナミクスの解明とチーム学習に焦点を当てる。またその調査対象は、心臓外科手術室から、製造工場、役員室まで多岐にわたる。2012年刊行のTeaming: How Organizations Learn, Innovate, and Compete in the Knowledge Economy(「チーミング:知識経済下で企業が学習し、イノベーションを起こし、競争する方法」)も、これをテーマとしている。


HBR.ORGの原文・関連リソースはこちら
Thinkers50の公式ウェブサイトはこちら


■エイミー・C・エドモンドソンの論文邦訳バックナンバー
2002年4月号 チーム学習を左右するリーダーの条件
2008年8月号 「学習する組織」の成熟度診断法
2008年10月号 「恐怖」は学習意欲を阻害する
2011年7月号 失敗に学ぶ経営
2012年9月号 グローバル時代の「超」チーム戦略
 

無料プレゼント中! ポーター/ドラッカー/クリステンセン 厳選論文PDF
Special Topics PR
経営思想家トップ50」の最新記事 » Backnumber
今月のDIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー
最新号のご案内
定期購読
論文オンラインサービス
  • facebook
  • Twitter
  • RSS
DHBR Access Ranking