ヘンリー・チェスブロウ

経営思想家トップ50:第38位

「最も影響力のある経営思想家」トップ50人を隔年で選出する、Thinkers50という取り組みがある。デス・ディアラブとスチュアート・クレイナー率いるアドバイザーチームと一般投票によって選出されるこのランキングは、「経営思想界のアカデミー賞」とも言われる権威と影響力を持つ。選出の基準は次の10項目だ。アイデアの独創性、アイデアの実現性、執筆活動、支持者の忠実度、ビジネスセンス、国際的視野、研究の厳密性、アイデアのインパクト、指導者的要素。次回ランキングの発表は2013年11月。


第38位:ヘンリー・チェスブロウ(Henry Chesbrough)

 カリフォルニア大学バークレー校ハース・スクール・オブ・ビジネス客員教授。イノベーションに関する世界的権威。スペインのバルセロナにあるESADEビジネススクールにて、情報システム学の客員教授も務める。

 イノベーションについて多くの著作があるが、特にオープン・イノベーションという概念を広めたことで知られる。Open Innovation(邦訳『OPEN INNOVATION―ハーバード流イノベーション戦略のすべて』産能大学出版部)では、企業の枠を超えて起こるイノベーションについて書かれている。たとえばOSのリナックスを生み出したオープンソース運動は、オープン・イノベーションの究極の事例である。

 ハース・スクール・オブ・ビジネスのオープン・イノベーション・センターを創設し事務局長を務めるチェスブロウは、最近ではサービス分野へ関心を向け、Open Services Innovation: Rethinking Your Business to Grow and Compete in a New Era(2011年。邦訳『オープン・サービス・イノベーション―生活者視点から、成長と競争力のあるビジネスを創造する』阪急コミュニケーションズ)を刊行している。


HBR.ORGの原文・関連リソースはこちら
Thinkers50の公式ウェブサイトはこちら


■ヘンリー・チェスブロウの論文邦訳バックナンバー
2002年8月号 事業会社のベンチャー投資戦略
2005年6月号 2005年のパワー・コンセプト(下)
2010年4月号 「インサイド・アウト型」オープン・イノベーション
 

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