挫折から立ち直る4つのヒント

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困難や挫折に直面しても、心をしっかり保つには? 今回HBR読者の相談に答えるのは、セルフヘルプのベストセラー作家、カレン・サルマンソン。長引く不況にあって必要な心構えとは、実は特別なことではなく、ごく基本的なことの再確認なのかもしれない。


コーチへの質問
「現在のような不況期にあって、私たちは雇用の不安や失業の可能性に直面しています。心構えや対処法について、ヒントやアドバイスはありますか?」

 今日のビジネス界は、経済不安やインフラの急激な変化に伴い、ますます厳しい状況になっています。多くの善良な人々が雇用の不安や解雇の問題に直面しています。私の良き友であり、ベストセラー作家でもあるカレン・サルマンソンに連絡を取り、逆境を跳ね返してさらに成長するためのヒントを尋ねてみました。では、質問に答えてもらいましょう。

カレン
 はい、わかりました。

1. 多くの人々が挫折の経験を持っていますが、一流の成功者たちも例外ではないのです。

 フォーチュン500企業に名を連ねる人たちが、危機(ミスフォーチュン)に陥ることは珍しくありません。成功者とは絶対に失敗しない人ではなく、上手な失敗の仕方を知っている人です。失敗を糧にして、そこから成長する術を学んでいるのです。

 ビル・ゲイツは失敗から学習することを大いに是とし、ミスを犯した人を意図的に採用することがあります。コカ・コーラのCEO、ロベルト・ゴイズエタは、マーケティング上の大失敗として知られる〈ニュー・コーク〉の発売に携わった人物を再雇用しました。理由は、リスクを恐れないそのメンタリティーを評価したからです。失敗を回避することが動機づけになっている人は、競争力を失い、危険なほど消極的になる可能性があることをゴイズエタは理解していました。「つまずくのは、アクションを起こしているからこそだ」と彼は言います。最近仕事でつまずいた人は、リスクを前向きに捉える思考が自分に知識をもたらしてくれることを再認識しましょう。

 

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