採用を成功させる7つのステップ

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マーシャル・ゴールドスミスは、エグゼクティブ・コーチングの世界的第一人者。360度評価をいち早く取り入れたことでも知られ、Thinkers50による「最も影響力のある経営思想家50人」では第7位に選ばれている。HBRのブログでは、読者からの相談に応えるコーナーを設けている。本連載第1回は、あらゆるマネジャーにとっての重要事項である、採用について。


コーチへの質問

 「今回こそ完璧な人材を採用できた、と思っていましたが、とんでもない間違いだったことが判明しました。良い人材を採用するのがこれほど難しいなんて……どうすればいいのでしょうか?」

 適切な人材を採用するのは意外に難しいものです。毎日、数多くのマネジャーがこの問題に頭を悩ませています。私の友人であり、ニューヨークタイムズ紙のベストセラーにランク入りしたWho: The A Method for Hiring(採用がうまくいくAメソッド)の共著者であるジェフ・スマートとランディー・ストリートに聞いてみました。2人の回答やいかに。

ジェフ・スマート&ランディ-・ストリート

 適任者の採用が難しいのは、マネジャーが役に立たない当てずっぽうな方法に頼っているからです。採用の失敗は、すべてのマネジャーにとって最大の問題です。採用のやり方は、高校や大学はもちろん、ハーバード・ビジネススクールでも教えてくれません。

 採用マネジャーが独自の方法を編み出したとしても、そのほとんどは惨憺たるものであり、時間の浪費になるばかりか平均50%の確率で失敗しています。また、今日のような不況期に難局を切り抜けるには、事業を人材面から立て直すことは最重要課題といえます。

 そこで我々は、採用の失敗という問題を解決すべく、かつてないほど大規模な調査を実施しました。数多くの企業でコンサルティングを行ってきた13年の経験を踏まえ、20人以上の億万長者、および60人のCEOと投資家に独占インタビューを実施して、採用に関する最良のアドバイスとストーリーを集めました。さらに、大学の後援を得て313人のCEOのキャリアを科学的に調査するプロジェクトを実施しました。

 これらの調査によって、マネジャーが採用の成功率を50%から90%に引き上げるために今すぐ実践できる、7つの方法が明らかになりました。我々はこれを「採用のAメソッド」と名付けました。

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