ウメール・ハーク

経営思想家トップ50:第49位

「最も影響力のある経営思想家」トップ50人を隔年で選出する、Thinkers50という取り組みがある。デス・ディアラブとスチュアート・クレイナー率いるアドバイザーチームと一般投票によって選出されるこのランキングは、「経営思想界のアカデミー賞」とも言われる権威と影響力を持つ。選出の基準は次の10項目だ。アイデアの独創性、アイデアの実現性、執筆活動、支持者の忠実度、ビジネスセンス、国際的視野、研究の厳密性、アイデアのインパクト、指導者的要素。次回ランキングの発表は2013年11月。


第49位:ウメール・ハーク(Umair Haque)

 1989年にベルリンの壁が崩壊し、長い冷戦時代が終わり資本主義が勝利を収めたかのように思われた。だがそれから20年以上が経過した今、資本主義のあり方について、かつてないほど多くの疑問が浮かび上がっている。21世紀に必要とされる資本主義はどんなかたちがよいのか、という議論の先頭に立つのがウメール・ハークである。

 ロンドン在住のハークはハバス・メディアラボのディレクターで、専門型コンサルティング会社バブルジェネレーションの創設者。カナダのマギル大学で神経科学を専攻した後、ロンドン・ビジネススクールにてゲイリー・ハメル教授と研究を行い、MBAを取得。その後オックスフォード大学大学院でも研究を続けた。

 最初の著作はThe New Capitalist Manifesto: Building a Disruptively Better Business(2011年1月。「新資本主義宣言 より良いビジネスを破壊的に構築する」)。同書によれば、多くの企業はほんの僅かな価値、あるいは幻のように儚い価値しか創造できていないという。真に豊かで永続する価値創造を実現するために、企業は新たな5原則を基に事業モデルを構築するべきだとハークは主張している。

 最新刊は、資本主義の新しいモデルを描いたBetterness(2011年12月。「より良き未来をつくる経済」)。


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