2013年4月号 特集 持続可能性 新たな優位を求めて 記事詳細

■ 特集 持続可能性 新たな優位を求めて

リーダーとなるか、フォロアーとなるか 環境基準競争を制する

 もはや環境に配慮した企業の優位性は言うまでもなく、その内容が問われている。環境への配慮の具体策については、各種団体やNPOなどが基準づくりを始めている。企業はそのような基準に対し受動的に対応しようとするだけでは、環境に配慮しながら事業を強化することはできない。環境基準をめぐる「競争」は熾烈を極めているのだ。
 環境基準は多数存在するが、いまだ業界の標準として認知されているものは少なく、さまざまな観点から制定された基準が千差万別に存在する状態が続いている。このようななか、環境基準への積極的な対応をする企業こそ、新たな競争優位を築くことになる。
 本稿では、この基準をめぐる競争──グリーン・フレンジ──で勝利する方法を紹介する。具体的には、企業は自社のケイパビリティと業界標準の現状という2つの視点から、自社の基準への対応を、4つの選択肢のなかから決めることである。4つとは、既存の基準の採用、既存の基準の修正、業界基準の新しい定義づくり、新たな独自基準の策定である。


グレゴリー・アンルー   サンダーバード国際経営大学院 リンカーン国際マネジメント倫理センター センター長・教授

リチャード・エッテンソン   サンダーバード国際経営大学院 准教授

PDF記事:9ページ[約2,592KB]
定期購読者:無料(※)ログインする
※ 論文オンラインサービスご利用の方に限ります
この論文もおすすめします

定期購読のご案内

Special Topics PR
最新号のご案内
定期購読
論文オンラインサービス
  • facebook
  • Twitter
  • RSS
DHBR Access Ranking