超難関の面接試験にみる
世界で本当に必要とされている英語力

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 世界最難関といわれるハーバード・ビジネススクールの入学試験の最終選考。

 一対一の面接で執り行われるその面接は、僕にとっては、とても衝撃的で印象的なものだった。

 伝統と威厳に満ちた保守的と思われるエリート大学院の最終面接。きっと面接官は、年季の入った百戦錬磨の元ビジネスパーソンか、知性漂う初老の教授といった、人生経験の豊富な、きっと頭の回転も超高速で、場合によっては居丈高。非常に緊張を強いられる厄介な面接官と相まみえるのでは、と。当日は、かなり気が重くなったものだったが・・・。

 緊張しながら面接室に入室すると、びっくり仰天。そこにいたのは、栗色の髪の二十代後半に見える外国人美女だった。

 コーラを飲んでいた栗髪美女は、私が入室するなり「あ、何か飲む?」と軽い雰囲気で聞いてきた。

― まさか彼女が面接官ではないだろう。

 きっと面接官の秘書か何かと思い「あ、じゃぁコーラ下さい」と遠慮なく飲み物をお願いしてみたところ、サっとコーラを差し出すと彼女は「さ、始めましょうか」と言い放った。

― えー!?この若い女性が面接官!?

 相当驚いた。

 が、一方で、柔和でフレンドリーな笑顔の彼女が面接官であることで、僕の緊張は一気に溶けたのであった。

 ただし、よかった、と思ったのも束の間。

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